その2」の続きです。写真はクリックで拡大できます。

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概要的な事について:

パフボタン5回で電源のオンオフとか大体は普通・・・と見せかけて、やや独自路線です。

まず、モードの切り替えがパフボタンとダウンボタンの長押しです。普通はパフボタン3回じゃん?

さらに、通電可能なアトマイザーを付けていないとモード切替が出来ません。

所謂「CHECK ATOMIZER」エラーなどが優先されて、モード切替が出来ません。

また、予熱モードやカーブモードのようなモノは搭載されていません。これは出来ればあった方が良かったかなーと。

温度管理については前作のTOPSIDEはファームウェアをアップデートしないと使えませんでしたが、 TOPSIDE DUALは最初から使えます。

温度管理に力が入っている製品やメーカーではないと思いますが、意外と普通に使えました。

ただ、ノーリキッド判定とか温度管理のカーブモードとか特殊機能はありません。

操作の詳しい事は「説明書」を読んでください。

全体的な動作とかは凄く優秀だと思います。なんて言うか、ストレスフリーです♪


昇圧について:

最初に書いておきますが、Picoだろうとなんだろうといきなり高出力に設定せず、様子を見ながら上げて下さい。

コイルが焼き切れたり、コットンが燃えるくらいの事は普通にありえます。

平たく言うと、よくあるデュアルバッテリーのMODよりも大きくて抵抗値の高いコイルでも高出力を出し易いです。

まぁ、何にしても高出力向けの機能なので、誰もが恩恵を受ける訳ではないですが、欲しい人には欲しかった機能だと思います。


昇圧自体はiStick Picoとか、今時ほとんどのシングルバッテリーのMODはしてます。

充電池の電圧が満充電の4.2Vだろうと、昇圧して6Vとか出せるんです。

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ところがデュアルバッテリーMODは昇圧せず、充電池を2個直列した電圧の8.4Vより少し低い8.0Vとか7.5Vが最大という事が殆どだったのです。

(実際は充電池の残量や放電した事による電圧ドロップで、さらに電圧は低くなる・・・。)

・8.0Vでも十分でしょ?
・昇圧機能を付けると部品代が嵩む
・昇圧すると電気的なロスが発生する

からなのかな?

別にそんなに高出力が出せなくても十分にVAPEは楽しめるけど、高出力は浪漫(ロマン)みたいな所もあるでしょ?ね?ね?

いや、そんなに無茶な事はやってないつもりでも、「OHMS TOO HIGH」(抵抗値が高過ぎる!この抵抗値とこの電圧じゃ、このワット数は出ねーよ!)的なエラーが出た事がある人もそこそこ居るんじゃないですかね。

関連記事:「デュアルバッテリーMOD考察。


そこでTOPSIDE DUALなら12Vに昇圧できるから、無敵!!\(^o^)/

・・・という事は無いのですが、かなり融通が利く感じがします。


ふむ。こんな公式があるらいいです。

抵抗(R)=電圧(V)の2乗÷電力(W)

GBOX」は最大で8.0V出力なので、スペックの200Wを出すには・・・。

8V×8V÷200W=0.32Ω

0.32Ω以下にして下さいと。ちょっと巻き数増やしたら0.32Ωとか軽く超えちゃうでしょ。

TOPSIDE DUALは最大で12V出力なので、スペックの200Wを出すには・・・。

12V×12V÷200W=0.72Ω

おっ!0.72Ω以下で良ければ現実的なビルドが出来そうな気がするぞ!(出来るとは言っていない。)

ま、まぁ。ワット数(電力、W)=熱量(J)な訳だから、200W出せても小さいアトマイザーじゃ熱くて吸えないと思う。

temp_530

上の図は冗談ね。

どちらかというと、

「大きいアトマイザーに合わせて大きいコイルを巻いたら、ワット数上げられなくて全然立ち上がらないぞ!」

という人にTOPSIDE DUALを渡せば、「昇圧できる→ワット数上げられる→普通に立ち上がる」という感じかもしれないですね。

例えば、こんな感じでビルドしたら約0.9Ωでしたと。

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GBOXだと60Wぐらいまでしか出せず、全然赤くなりません。

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TOPSIDE DUALなら155Wぐらいまで出せるし、普通に赤くなります。

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シングルコイルでも大きいコイルを巻いてみたら約2.83Ωでしたと。

P4092104

GBOXだと22Wしか出せず(以下略

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TOPSIDE DUALなら50Wぐらいまで出せ(以下略

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感覚的には普通のデュアルバッテリーのMODと比べて2~3倍くらいの出力を出せるかな?って感じです。

実際に高出力で吸う訳じゃないけど、焼き入れ(≒ホットスポット除去)とかドライバーン(≒ガンク掃除)をするのに少し高い出力が出したい場合とかも便利かもしれないですね。

ちなみに、TOPSIDE DUALは設定した出力が高くても「OHMS TOO HIGH」エラーみたいにはなりません。通電中は出力できている値が表示されます。

ただし、3.5Ωを超えていると「ATOMIZER TOO HIGHT」エラーになります。

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各モードの簡単な紹介:

繰り返しになっちゃうけど、モードの切り替えがパフボタンとダウンボタンの長押しです。

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パワーモード(可変電力モード、VWモード)
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電力を5~200Wまで設定できます。100W未満の場合は0.5W単位で、100Wを超える場合は1W単位。

GBOXもだけど、電力・電流・電圧・抵抗値が表示されるのはありがたいですね。

ボルテージモード(可変電圧モード、VVモード)
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電圧を1~12Vまで0.1V単位で設定できます。

パワーモードに電圧も表示されているし、基本的にはパワーモード使えばいいかな?

ステンレスとか温度が高くなると抵抗値も高くなり易いワイヤーの場合、パワーモードと少し違いがでるかも?体感では分からないかもしれないけど・・・。

温度管理モード(NI・TI・SS・TCR)
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摂氏は93~315℃まで5℃単位で設定可能、華氏は200~600℉まで10℉単位で設定可能です。

出力上限は珍しい事に200Wまで設定可能です。普通はパワーモードの上限が200Wとかでも温度管理の上限は80Wくらいの事が多いように思います。

個人的には40Wとか低めに設定しておいた方が無難だと思うし、実際にはもっと低いワット数が出力されると思うから、あまり意味は無いかな?

TCRの値は0.00010(ディスプレイ上の010)から0.00999(ディスプレイ上の999)の範囲で設定可能です。


ステータス(モードじゃないけどね。)
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吸った回数と吸った時間の確認とリセットができます。

コットンバーンテストとか:

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温度管理の出力上限40W、コットンは無印良品の普通のコットンです。

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上の写真の上から

1.Niで左が500F、右が600F、ケンエーのグリセリンでコットンを燃やすつもりで
2.Niで500F、適当なリキッドで吸いながらリキッドが無いと思うまで
3.Tiで左が500F、右が600F、ケンエーのグリセリンでコットンを燃やすつもりで
4.Tiで500F、適当なリキッド吸いながらリキッドが無いと思うまで
5.SSで左が500F、右が600F、ケンエーのグリセリンでコットンを燃やすつもりで
6.SSで500F、適当なリキッド吸いながらリキッドが無いと思うまで

思いの外、ちゃんと動作してるけど全体的に控えめな出力な印象です。

TCRを設定した方がバッチリ上手く行きました。

TCRを設定して、もう少し出力上げていいなと思ったら少しずつTCRの設定を上げると良いと思います。

逆にやり過ぎだと思ったらTCRの設定を下げる感じが良いと思います。


→「DOVPO TOPSIDE DUALレビューその4(箱と付属品とその他編)


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