今年のVAPE流行語大賞は「お泊りビルド」と「咥えチェ」だそうで、惜しくも大賞を逃してしまった「TPD」について調べてみました。

(流行語大賞とかは嘘です。)

最近、TPDって単語を微妙に色んな所で見聞きしないですか?

OTG83040

「お泊りビルド」と「咥えチェ」も気になる人が居ると思うので簡単に()

お泊りビルド・・・出会い厨的な人?が泊まり掛けでビルドを教えてくれる事。下心見え見え過ぎです。

それにホントにビルドしたり教えてたりすると、それはそれで機嫌を損ねるんじゃないかと・・・( ̄▽ ̄;)

咥えチェ・・・ハンチェ(ハンドチェック)ならぬ咥えチェック。さりげなく顔写真を要求?何か興奮するんですかね( ̄▽ ̄;;)

大分前にTwitterで流行っていたので適当に(以下略


それはそれとしてTPDですよ。

篠原涼子がいたアイドルグループ」の話ではないですよ。

電タバ貴族のまっさー」さんも「TPDの影響でー・・・」とか度々言うし。

「HUGO VAPOR BF SQUEEZERはボトルがよろしくない」の該当部分
https://youtu.be/kf9ZrSIdUUs?t=485


GeekvapeのGBOX Squonker Kitの商品ページを見ても「STANDARD EDITION」と「TPD EDITION」があるし。

Geekvape公式のGBOX Squonker Kitの商品ページ(英語)
https://www.geekvape.com/project/gbox-squonker-kit/

一体、何が違うんだ?間違い探しか?( ̄▽ ̄;)

GearBest」とか見ると「TPD EDITION」しか無いし。


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追記:GeekvapeのGBOX SQUONK KITのレビューしました。

関連記事:「Geekvape GBOX SQUONK KITレビューその1(総評編)
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もしかしたら、VAPEユーザーならTPDくらい知ってて当然・常識みたいな感じなのかもしれないですよ?( ̄▽ ̄;;)

既にVAPEショップやSNSでは・・・

「TPDの影響でペンディングになってたけど、ズンベロしたらエモい。」

みたいな会話が飛び交っていて・・・このままでは会話に乗り遅れてしまう!?Σ( ̄□ ̄;)

・・・なんて事はさすがに無いと思いますが( ̄▽ ̄;)


ざっくりした話としては、TPDはヨーロッパのタバコ全般に関わる規制です。

中国のメーカーは今後これに対応した電子タバコ製品を開発してくると思われる・・・といった所で、それを買う日本のユーザーにも多少は関係があるのかなと。


えーと・・・この先は英語の記事を斜め読みした事のまとめなので話半分程度に聞いてください( ̄▽ ̄;)

そもそもの話としてですね・・・。

・「WHO」(世界保健機関、World Health Organization)が「たばこ規制枠組み条約」(WHO Framework Convention on Tobacco Control)を発効。



・この条約の内容を実現する為に「EU」(欧州連合)が加盟国向けに決めたガイドラインみたいなものが「TPD」(Tobacco Products Directive、たばこ製品指令)。

参考リンク(英語):
http://health.gov.ie/healthy-ireland/tobacco/tobacco-products-directive/



・EU加盟国はTPDを実現する為に国毎に法律を整備。例えばイギリスはTRPR(Tobacco and Related Products Regulations)。

(イギリスは国民投票でEU離脱を決めただけで、まだ離脱はしていません。2019年3月頃に離脱予定?)


このTPDが2014/05/19に更新されて電子タバコを含むようになり、2017/05/20からはTPDに準拠していないとEU加盟国では基本的に販売できないらしいです。

(最終的には国毎の法律によると思います。)

ちなみに日本もWHOに加盟しているし、たばこ規制枠組み条約にも「批准」してますね・・・( ̄▽ ̄;)

今日明日の話ではないけれど「日本でも電子タバコが煙草に準ずるものとして規制される」のもそんなには遠い話でも無いのかもしれません。


具体的なTPDの電子タバコ規制の内容を見ていきます。

1.アトマイザーのタンク容量は最大2ml

大容量のタンクだと、四六時中吸ってるから依存症がー・・・とか、超爆煙で受動喫煙がー・・・とかなんでしょうかね。

一番影響がありそうなのはコレなのかな?

今後、2mlよりもタンク容量が大きいアトマイザーはあまり開発されなくなるかもしれないです。

タンク容量の大きいアトマイザーを買うなら今のうちに?

ただ、例えばイギリスの人が中国から海外通販でタンク容量3mlのアトマイザーを注文した場合、税関で箱を開けられたら没収だと思いますが・・・全数検査なんてできないですよね( ̄▽ ̄;)

あと、これRDAはどうなんだ?BFはどうなんだ?とかガバガバなので、最近中国メーカーがメカスコとかプラスコとかテクスコとかを盛んにリリースしているって事みたいですね。

2.リキッドのボトルは最大10ml

大容量のボトルだと、もったいないから・・・と吸っている内にニコチン依存症になり易いとかなんでしょうかね。

あとは子供が誤飲してしまった場合を考えても、量が少なければ健康被害が少ないかも?

ちなみに、以降に出てくるリキッドに関する規制も含めて、ニコチンを含んでいない物はTPDの対象外だそうです。

3.リキッドのニコチン濃度は最大20mg/ml(2%)

ニコチン濃度が高いと(以下略

でも今時サブオーム(死語?)とかが普通な訳で・・・。


4.添加物禁止

・ビタミンなどの健康上有益や害が少ないみたいな印象を与える添加物

・カフェインやタウリンなどの元気が出そうな添加物

・着色料

などなど。

そういうの入れちゃうリキッドメーカーって日本にもありますよね。どことは言わないけど( ̄▽ ̄;)

それ、EUでは禁止されるような事って事ですよ?

良い事なのか悪い事なのか、今一度考える必要があるのではないでしょうか?

5.リキッドのボトルについての規制

チャイルドプルーフが付いてて、ノズルが付いてないとダメ・・・って普通そうじゃないの?

たまに普通のビンに入ってるだけのメーカーもあるんですよ。「Select Reserve」とかね( ̄▽ ̄;)

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これ、ノズルではないスポイトのボトルも規制対象なのかもしれないです。

6.警告表示義務

紙巻き煙草の箱にもデカデカと警告が書かれていますよね。

前述のGBOX Squonker Kitの間違い探しの答えは、警告表示の有無だと思います。

Geekvape公式のGBOX Squonker Kitの商品ページ(英語)
https://www.geekvape.com/project/gbox-squonker-kit/

7.新製品(機材とリキッド)は販売の6か月前に届け出の義務

致命的では無いけど・・・( ̄▽ ̄;)

8.リキッドの加熱された場合を含む検査データの提出義務

日本だって個人レベルとかショップレベルならともかく、流通に乗せるような規模のメーカーや代理店ならホントはやった方が良い気も。

何かあった時の被害規模が大きいとか、そういう話です。

「加熱するなんて想定外だし、加熱したら有害物質が大量に発生するとは思わなかった!」なんて言い訳が通用するんですかね( ̄▽ ̄;)

最低でも3,000ポンド(≒459,000円)くらいの費用が掛かるそうです。高いけど、思ったよりは高くないかも・・・。

ただ、前述の通りニコチン無しなら規制の対象外なので・・・。

小規模なEUのリキッドメーカーは廃業とかあるのかも。「アメリカのFDAの規制」の時みたいに。

一瞬、「GVC」(イギリスのグラントさんが個人で作ってる?有名なバニラカスタードリキッド)を買っておいた方がいいんじゃないか?と思ったんですけど、どうなんだろ。微妙。

↓この記事を書いている時点では30ml VG HEAVYだけ在庫があるみたいです。


9.広告禁止

煙草製品に分類されたわけですから、今のご時世テレビなどのマスメディアやネットなどで宣伝する事は禁止ですよね。

イベントや活動のスポンサーになる事も禁止してる気がするし、解釈の仕方によってはレビュアーへの商品提供も禁止なのかな?

10.製造業者と輸入業者から手数料を徴収

まぁ管理費とか必要だと思いますし、VAPE利用者の為に掛かる費用を非利用者からも徴収している消費税から・・・とか怒る人多いと思いますし(震え声)

参考リンク(英語):

TPDのVAPEに関係する部分の抜粋
http://vapersinpower.co.uk/art-20-tpd

TPDの全文(Article 20がElectronic cigarettes)
https://ec.europa.eu/health//sites/health/files/tobacco/docs/dir_201440_en.pdf

TRPRの全文(PART 6がElectronic cigarettes)
http://www.legislation.gov.uk/uksi/2016/507/pdfs/uksi_20160507_en.pdf

TPDはこちら:英国ベイパーは何を知る必要があるか?
http://vaping360.com/tpd-uk-eu/

TPDの7つの事実とハック
http://vaping360.com/7-facts-and-hacks-for-the-tpd/

TPD - それはどういう意味ですか?
http://www.ecigclick.co.uk/the-tpd-what-does-it-all-mean/

電子タバコ:消費者製品の規制(イギリスのガイドライン資料などがある)
https://www.gov.uk/guidance/e-cigarettes-regulations-for-consumer-products


なんていうかWHO主導みたいなんでアレですけど、いかにもVAPEに詳しくない人が考えた規制みたいですよね。

意味あるの?みたいなのも多いし、抜け穴みたいなのも多いし、MODとかについては全然盛り込まれてないし、広い意味での安全対策というか規制としてはガバガバな気が。

メカニカルMODとか電池もそうなんだけど、最近はテクニカルMODでも18650を2本のMODなのに200Wとか大丈夫なのか?とかちょっと思います。(GBOXとかね。)


余談なんですけど、TPDでタバコ製品にフレーバー(例:キャンディ、アルコール、バニラ、フルーツ、スパイス、ハーブ)を付ける事が禁止されてるみたいです。(電子タバコは対象外らしい)

メンソールも2020年から禁止らしいです。

あと、1つ前の記事で紹介した「SNUS(スヌース)」もスウェーデン以外では禁止されているらしいです。

TobaccoTacticsのTPD:タバコ規制措置(英語)
http://www.tobaccotactics.org/index.php?title=TPD:_Tobacco_Control_Measures

TobaccoTacticsのSnus:EUのSnus販売禁止(英語)
http://www.tobaccotactics.org/index.php?title=Snus:_EU_Ban_on_Snus_Sales

日本の紙巻き煙草の増税にはウンザリしてるんですけど、先進諸国の中では日本の煙草規制はかなり緩いのかもしれませんね( ̄▽ ̄;)

そんな感じですかねー。


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