前回の記事「Evolv DNA75とは?その9(EScribeのModタブ編)」の続きです。
一応、EScribeのマニュアルも見ているのですが、ソフトの変更に対応していなかったりマニュアルに詳しい説明が無い部分もあるので、「おそらく、こういう事だろう」みたいな部分が所々あります。
開発タブで出来る事は強力な抵抗値ロックや色々な制限を掛ける事などです。
何か特殊な検証をしたいとかならともかく、普通の人は変更しなくて良いと思います。
1.データ取得設定のシリアル出力フォーマット
「プレーンテキスト」と「CSV (Excel)」が選べます。
デフォルトは「プレーンテキスト」なんですが、今まで殆どCSVで出力されて、プレーンテキストで出力なんてされませんでしたよね。
EScribeのマニュアルによると
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シリアル出力フォーマット:
USBシリアルポートを介して、DNAはプレーンテキストまたはCSVフォーマットでデータを出力できます。
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Serial Output Format:
Through the USB serial port, the DNA can either output data via plain text or a CSV-formatting.
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憶測で申し訳ないですが、COMポートとかハイパーターミナルとかteratermとか系の話なんじゃないかなと( ̄▽ ̄;)
なんのこっちゃ?ってなる人が多数だと思うのですが、「Evolv DNA75とは?その3(EScribeのメニューまわり編)」でシリアルターミナルって出て来ましたよね。
コマンドを送ると、それに対応した動作をしたり、設定値を返したりしてた奴です。
細かい設定をすればEScribe以外の汎用的なソフト(それが例えばハイパーターミナルとかteratermとか)で同じ事ができて、なんだったら自作のプログラムで一連の操作を自動で実行できたりするんだと思います。
・・・普通の人は関係ないと思うのでこれくらいにしておきます( ̄▽ ̄;)
ちなみに、シリアルターミナルの出力はこの設定を変えても変わりません。
2.実験的設定
(1)コイル抵抗値
「自動」と「ロック」が選べて、ロックを選ぶと抵抗値の入力欄が表示されます。抵抗値は0.0001~7.9999Ωの範囲で設定できます。
これは「一般タブ」の「抵抗値ロック」とは似て非なるものです。
イメージ的には一般タブよりも強力にロックされます。
一般タブで抵抗値ロックをしても実際の抵抗値と大幅に違うと、ロックが解除されたり抵抗値が修正されますが、こちらで設定した場合はそうした事が起きません。
ただ、出来れば一般タブの抵抗値ロックを使った方が無難なのかなと思います。
検証とかテストとかデバッグ用だと思います。
(2)電力
「構成可能」と「ロック」が選べて、ロックを選ぶと電力範囲の入力欄が表示されます。電力は1~75Wの範囲で設定できます。
これもかなり強力な制限で、一般タブなどの設定より優先されます。
「Modタブ」のカンタル出力上限とは違い、温度管理に対しても有効で、ここで設定した範囲外の電力には設定する事すらできなくなります。
ここに関しては、普段使う範囲に設定してもいいかもしれないです。ボタン押しっぱなしで現実的に使う上限と下限で止まった方が便利かもしれないです。
(3)Max Temperature
「構成可能」と「ロック」と「オフ」が選べて、ロックを選ぶと温度範囲の入力欄と華氏と摂氏の設定が表示されます。
温度はなんでも設定できるのですが、実際には200~600℉範囲が有効なようです。
デフォルトの300~600℉のままでいいかなと思います。
リミット系の設定について:
パフボタンを押した時に設定した条件を超える場合は、「Evolv DNA75とは?その6(EScribeのテーマタブ編)」で出てきた「開発者へ返却」の画面になって通電しません。
「デバイスモニター」の「統計情報のリセット」や、後述する「ステータスのリセット」などでリセットするとまた通電するようになります。
(4)パフリミット
「無効」と「有効」が選べて、有効を選ぶと回数を入力する欄が表示されます。
(5)電力リミット
「無効」と「有効」が選べて、有効を選ぶと電力量(mWh)を入力する欄が表示されます。
(6)時間リミット
「無効」と「有効」が選べて、有効を選ぶと秒数を入力する欄が表示されます。
開発シール系の設定について:
開発シールとは?ですよね。
これはEScribeで設定を変更されたかどうかが確認できるものです。変更自体は出来てしまいます。
分解すると保証対象外になる物などで、剥がすと跡が残るシールってありますよね。ああいう感じです。
(7)開発シール登録
押すとパスワードを設定する画面が表示されます。入力してOKを押すとシールが登録されます。
シールが登録された状態で「デバイスへ設定を適用」をすると、警告画面が表示されます。
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研究者がこの装置にシールを貼った。
シールを壊す?
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A researcher has applied a seal to this device.
Break the seal?
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「はい」をクリックすると開発シールは破棄されて設定が適用されます。
「いいえ」をクリックするとパスワードの入力を求められて、合っていれば開発シールは維持されたまま設定が適用されます。
「キャンセル」はキャンセルです。
(8)開発シール破棄
開発シールが破棄されます。
(9)開発シール確認
押すとパスワードを入力する画面が表示されます。
開発シールが登録されていてパスワードが合っている場合、「開発シールは有効です」と表示されます。
「デバイスへ設定を適用」などで開発シールが破棄されている場合、「このデバイスには開発シールが適用されていません」と表示されます。
パスワードが違う場合はそういう表示がされます。そこまでは画像貼らなくていいですよね。
設定したパスワードの開発シールが有効なら、勝手にEScribeで設定が変更されていないという事になります。
(10)ステータスのリセット
「デバイスモニター」の「統計情報のリセット」と同じです。
一応、EScribeのマニュアルも見ているのですが、ソフトの変更に対応していなかったりマニュアルに詳しい説明が無い部分もあるので、「おそらく、こういう事だろう」みたいな部分が所々あります。
開発タブで出来る事は強力な抵抗値ロックや色々な制限を掛ける事などです。
何か特殊な検証をしたいとかならともかく、普通の人は変更しなくて良いと思います。
1.データ取得設定のシリアル出力フォーマット
「プレーンテキスト」と「CSV (Excel)」が選べます。
デフォルトは「プレーンテキスト」なんですが、今まで殆どCSVで出力されて、プレーンテキストで出力なんてされませんでしたよね。
EScribeのマニュアルによると
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シリアル出力フォーマット:
USBシリアルポートを介して、DNAはプレーンテキストまたはCSVフォーマットでデータを出力できます。
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Serial Output Format:
Through the USB serial port, the DNA can either output data via plain text or a CSV-formatting.
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憶測で申し訳ないですが、COMポートとかハイパーターミナルとかteratermとか系の話なんじゃないかなと( ̄▽ ̄;)
なんのこっちゃ?ってなる人が多数だと思うのですが、「Evolv DNA75とは?その3(EScribeのメニューまわり編)」でシリアルターミナルって出て来ましたよね。
コマンドを送ると、それに対応した動作をしたり、設定値を返したりしてた奴です。
細かい設定をすればEScribe以外の汎用的なソフト(それが例えばハイパーターミナルとかteratermとか)で同じ事ができて、なんだったら自作のプログラムで一連の操作を自動で実行できたりするんだと思います。
・・・普通の人は関係ないと思うのでこれくらいにしておきます( ̄▽ ̄;)
ちなみに、シリアルターミナルの出力はこの設定を変えても変わりません。
2.実験的設定
(1)コイル抵抗値
「自動」と「ロック」が選べて、ロックを選ぶと抵抗値の入力欄が表示されます。抵抗値は0.0001~7.9999Ωの範囲で設定できます。
これは「一般タブ」の「抵抗値ロック」とは似て非なるものです。
イメージ的には一般タブよりも強力にロックされます。
一般タブで抵抗値ロックをしても実際の抵抗値と大幅に違うと、ロックが解除されたり抵抗値が修正されますが、こちらで設定した場合はそうした事が起きません。
ただ、出来れば一般タブの抵抗値ロックを使った方が無難なのかなと思います。
検証とかテストとかデバッグ用だと思います。
(2)電力
「構成可能」と「ロック」が選べて、ロックを選ぶと電力範囲の入力欄が表示されます。電力は1~75Wの範囲で設定できます。
これもかなり強力な制限で、一般タブなどの設定より優先されます。
「Modタブ」のカンタル出力上限とは違い、温度管理に対しても有効で、ここで設定した範囲外の電力には設定する事すらできなくなります。
ここに関しては、普段使う範囲に設定してもいいかもしれないです。ボタン押しっぱなしで現実的に使う上限と下限で止まった方が便利かもしれないです。
(3)Max Temperature
「構成可能」と「ロック」と「オフ」が選べて、ロックを選ぶと温度範囲の入力欄と華氏と摂氏の設定が表示されます。
温度はなんでも設定できるのですが、実際には200~600℉範囲が有効なようです。
デフォルトの300~600℉のままでいいかなと思います。
リミット系の設定について:
パフボタンを押した時に設定した条件を超える場合は、「Evolv DNA75とは?その6(EScribeのテーマタブ編)」で出てきた「開発者へ返却」の画面になって通電しません。
「デバイスモニター」の「統計情報のリセット」や、後述する「ステータスのリセット」などでリセットするとまた通電するようになります。
(4)パフリミット
「無効」と「有効」が選べて、有効を選ぶと回数を入力する欄が表示されます。
(5)電力リミット
「無効」と「有効」が選べて、有効を選ぶと電力量(mWh)を入力する欄が表示されます。
(6)時間リミット
「無効」と「有効」が選べて、有効を選ぶと秒数を入力する欄が表示されます。
開発シール系の設定について:
開発シールとは?ですよね。
これはEScribeで設定を変更されたかどうかが確認できるものです。変更自体は出来てしまいます。
分解すると保証対象外になる物などで、剥がすと跡が残るシールってありますよね。ああいう感じです。
(7)開発シール登録
押すとパスワードを設定する画面が表示されます。入力してOKを押すとシールが登録されます。
シールが登録された状態で「デバイスへ設定を適用」をすると、警告画面が表示されます。
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研究者がこの装置にシールを貼った。
シールを壊す?
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A researcher has applied a seal to this device.
Break the seal?
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「はい」をクリックすると開発シールは破棄されて設定が適用されます。
「いいえ」をクリックするとパスワードの入力を求められて、合っていれば開発シールは維持されたまま設定が適用されます。
「キャンセル」はキャンセルです。
(8)開発シール破棄
開発シールが破棄されます。
(9)開発シール確認
押すとパスワードを入力する画面が表示されます。
開発シールが登録されていてパスワードが合っている場合、「開発シールは有効です」と表示されます。
「デバイスへ設定を適用」などで開発シールが破棄されている場合、「このデバイスには開発シールが適用されていません」と表示されます。
パスワードが違う場合はそういう表示がされます。そこまでは画像貼らなくていいですよね。
設定したパスワードの開発シールが有効なら、勝手にEScribeで設定が変更されていないという事になります。
(10)ステータスのリセット
「デバイスモニター」の「統計情報のリセット」と同じです。